床暖房お役立ちコラム

【床暖房を取り入れたい方へ】床暖房とエアコンの効果にはこんな違いがあった!

「床暖房を取り入れてみようかな」
「実際エアコンと床暖房の効果って、何が違うんだろう?」
こういった疑問をお持ちの方は、いらっしゃいませんか?
近年特に人気が高まっている床暖房。
しかし、初めての方にとっては分からないことも多く、不安になりますよね。
そこで今回は、床暖房とエアコンの効果の違いについて、ご紹介したいと思います!

Contents

□床暖房について

床暖房の主なタイプとして、以下の二つがあります。
・電気ヒーターを用いて床を暖めるタイプ
・温水を床下に流すことによって、床全体を暖めるタイプ
床暖房の仕組みとしては、直接床から伝わる熱の他にも、床から伝わる熱が壁や天井に跳ね返ることで、部屋全体に広まる「ふく射熱」によって、部屋の空気は暖められています。

□エアコンと床暖房の違い

一般的には、エアコンを使っている家庭が依然として多いですよね。
部屋を暖める上で、この二つのどちらを取り入れるのか悩んでいる方も少なくありません。
では、これらの二つにはどういった違いがあるのでしょうか?

□暖め方

*エアコン

エアコンの場合、風が頭上から噴き出してくるため、なかなか足元は暖まりません。
そのため、温度を高めに設定してしまう方も多いです。
顔が火照ってしまい、ボーっとした経験がある方も多いのではないでしょうか?
また、部屋の空気も乾燥してしまうので、女性の方の中には肌荒れに悩まされる方も多いです。

*床暖房

遠赤外線を利用したふく射熱によって、部屋は暖められます。
床だけでなく、天井や壁に熱が反射するため、均一的に暖めてくれます。
そのため、室内のどこにいても快適なのです。
また、もちろん床が暖まっているため足元も暖かく、頭よりも足元が暖かい理想的な空間に保つことができます。

□暖まるスピード

*エアコン

電源を入れてから、数分後には温風が吹き出します。
そのため、床暖房に比べてスピーディに暖まりますが、その暖まった空気が天井付近に溜まってしまいがちなのが難点です。

*床暖房

床暖房は、ふく射熱によって部屋を暖めるため、部屋全体を暖めるためには、およそ1時間必要とされています。
しかし床そのものは比較的はやく暖まるため、足元は暖かい状態で過ごすことができます。
対策としては、タイマー設定をしておくか、もしくは初めだけエアコンなどを併用することで改善できます。

□空気の綺麗さ

*エアコン

先ほどもお伝えしたように、エアコンは空気を吹き付けているため、どうしてもチリやホコリが舞い上がってしまいます。
そのため、花粉やハウスダストによるアレルギーをお持ちの方は、多少の不安を感じてしまいます。
また、フィルターの手入れをしていないと、カビが飛散する恐れもあります。
エアコンを取り入れる場合は、こまめに掃除をするようにしましょう。

*床暖房

チリやホコリを巻き上げる心配はありません。
また、フィルターの交換もなく、カビの心配もありません。
空気を綺麗な状態に保ちたい方にとって、床暖房はおすすめと言えます。

□省エネ

*エアコン

省エネの観点から見ると、最近のエアコンはとても省エネ仕様となっています。
しかし、足元が冷えやすいといったデメリットを補うために、ホットカーペットを併用すれば、その分だけエネルギーは多く消費してしまうので、注意しましょう。

*床暖房

床暖房の場合、どうしても配管や床下へ放熱してしまいます。
そのため、システム全体で見るとロスが生じてしまうのです。
しかし、その他の暖房器具に比べて室温が低い場合にも、部屋の中を十分に暖かくできます。
こういった点を踏まえれば、そこまで消費エネルギーに差はないと言えます。

□乾燥度

*エアコン

エアコンは、温風を吹き付けるため、どうしても乾燥してしまいます。
冬場に、エアコンによる乾燥に悩んでいる女性の方も、多いのではないでしょうか。
乾燥のために加湿器を設置した結果、家具にカビが発生してしまったケースも少なくありません。
加湿器を導入する際には、十分に気を付けましょう。

*床暖房

床暖房は風を起こさないため、肌の乾燥は軽減されます。
また、加湿する必要もないため、カビ等の心配もありません。

□ランニングコスト

*エアコン

最新のタイプは、省エネ仕様となっているため、他の暖房器具に比べて比較的安く抑えることができます。
しかし、その効率は外気温に大きく左右されるため、寒い地域に住んでいる方はランニングコストが高くなってしまう可能性もあります。

*床暖房

温水を循環するタイプを使用した場合、ランニングコストは必然的に高くなってしまいます。

□まとめ

今回は、床暖房とエアコンの効果の違いについて、ご紹介しました。
費用面で見れば、電気のみの使用となるため、ランニングコストはエアコンの方が比較的安くなります。
しかし耐久年数の違い(エアコンは約10年、床暖房は約30年)を踏まえた上で、長い目で考えると、床暖房がおすすめと言えます。
この機会に、床暖房を検討してみてはいかがでしょうか。
また、当社ではPTC遠赤外線を用いた床暖房を取り扱っています。
興味がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

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