床暖房お役立ちコラム

床暖房への切り替えを検討している人に読んでほしい!光熱費を徹底検証!

「床暖房にしたら光熱費ってどれくらい?」
「光熱費を節約するにはどうしたらいい?」
床暖房に切り替えたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に切り替えたら光熱費はどう変わるのか疑問に思いますよね。
そこで今回は、床暖房の専門家が光熱費について分かりやすくご説明します。
また、上手に節約する方法も合わせてご紹介します。

Contents

□床暖房にした際の光熱費とは?

床暖房は、使うエネルギーによって「電気式」と「ガス式」の2つに分けられます。
それぞれの光熱費はどれくらいなのでしょうか。

*電気式の床暖房の場合

細かい計算はここでは省略して大まかに説明すると、「月の使用電力量(Wh)÷電気代金」をしたものが、月額の光熱費となります。
例えば「1日10時間使用、外気温5度、室内目標設定温度20度、電気代金25円/kW」という条件なら、1カ月で6500円程度です。

*ガス式の床暖房の場合

同じように大まかに説明すると、「月の使用電力量(Wh)÷ガス代金を電力量に換算したもの(例:140円/m3 =10.1円/kW)」で、月額の光熱費が求まります。
例えば「1日10 時間使用、外気温5度 室内目標設定温度20度、プロパンガス 350円(1立方メートルあたり)」という条件なら、月4000円程度です。

*ガス式がお得?そう考えるのはちょっと待って!

光熱費だけ考えると、ガス式の方がお得に思うでしょう。
しかし、家計を考えるときは全体の総額も把握する必要がありますよね。
総額には光熱費だけでなく、「設置時の初期費用」や「メンテナンスコスト」が必要になってきます。
ガス式の場合、配管を敷く際のコストが高いだけでなく、床を温める温水を作る給湯器のメンテナンス費用が必要になります。

 

□エアコンやストーブと比べたら光熱費はどのくらい違う?

今は暖房にエアコンやストーブを使っているが、床暖房に切り替えようと思っている人も多いと思います。
そこでここでは、これら2つの暖房器具と比較した場合の光熱費をご紹介します。

*エアコンと床暖房とストーブの光熱費とは?

エアコンは外気温と室温の差により光熱費が変わってきます。
一方床暖房の光熱費は、外気温との差に影響されません。
またストーブはエアコンや電気式床暖房とは違い、ガスがメインになります。

・エアコンの場合
電気代を27円/kWhとします。
1日0.515kWを10時間使った場合、1日の電気代は約139円、月額では約4170円です。
16畳では1日1.65kWとすると、1日の電気代は約445円、月額では約13365円です。

・床暖房の場合
電気代を27円/kWhとします。
1日1.5kWを10時間使った場合、1日の電気代は約405円、月額では約12150円です。
16畳では、1日約769円、月額では約23070円になります。

・ストーブの場合
ガスファンヒーターと比べた場合でご紹介しておきます。
10畳の部屋を温めると考え場合、あるメーカーの月額の光熱費は約4400円です。

*床暖房は一番高額なのにメリットはあるの?

光熱費が一番高いのに、床暖房に変えるメリットはあるの?と思う人もいらっしゃると思います。
そこで、エアコンやストーブにはない、床暖房だけの良さをお伝えします。

・風が発生しにくくホコリが舞いにくい
大きな違いは何といっても、風が起こらないことです。
風が起こらないことで、ホコリが舞うのを防ぎます。

・結露が起こりにくい
カーテンを開けたら結露がびっしり、なんてことも冬場には多いでしょう。
床暖房では、結露が発生しにくくなります。

・乾燥しにくい
エアコンやストーブだと、空気の乾燥を感じる人が多いと思います。
しかし床暖房では、これら2つと比べて空気の乾燥を抑えられます。

・無音
床暖房は音が発生しません。
静かな空間で、冬場も快適に過ごせます。

・じゃまにならない
スペースを取らないのも大きな魅力です。
ストーブと違い収納スペースも必要ありません。

 

□光熱費が高くても床暖房がいい!上手な節約方法とは?

*正しい床暖房温度を設定しよう

まずは、設定温度を高くしすぎないようにしましょう。
少し冷えてきたら、いきなり高温で使用するのではなく、弱めの設定から始めましょう。
そして寒さが厳しくなっていくにつれて徐々に設定を上げていくと省エネに繋がります。

*セーブモードを使おう

弱い電力で床を温め続けるセーブモードというものが存在します。
夜寝るときや、そこまで温める必要のない場合はセーブモードにし、なるべく消費電力を抑える工夫をしましょう。

*省エネになる床暖房のタイプを選ぼう

最近では、床暖房自身が床を温めすぎないよう自己調節する機能がついているものがあります。
PTC(Positive Temperature Coefficient:正温度係数)式床暖房のことです。
と聞いてもさっぱり分からない、という人がほとんどだと思います。
一言でいうと、ヒーターが温度に反応して通電量を自己抑制する仕組みです。
床が温まれば、必要最低限の電力で床を温め続けます。
つまり、余分な電気代が発生するのを抑えてくれます。
発熱性に優れていて8畳あたりの光熱費が約2500円まで抑えられる製品もあります。

□まとめ

今回は、床暖房にする際の光熱費の違いと上手に節約する工夫についてご紹介しました。
ぜひ床暖房をお考えの際は、光熱費がお得になるPTC方式の床暖房をお選びください。
当社では、全国で床暖房設置のご相談や見積もりを随時受け付けています。
当社の専門家が、お客様要望に合わせて最適なプランをご提示いたします。
ぜひ一度、当社までお問い合わせください。

 

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